アイススケート

勝負は時の運ともいうが、圧倒的に培われた選手の技術が引き寄せるものであることは間違いないと思う。
昨日の男子グランプリファイナルのフリーもトップ二人の抜きんでたパフォーマンスにくぎ付けになった。結果惜しくも羽生選手は2位となってしまったが、結果を受け止めすぐさま次へと意欲を見せるどん欲な姿勢は、応援する方々へ自分はまだまだこんなもんじゃないという気概をこれでもかと発信していた。

バレーボールに熱狂して以来のテレビ前での興奮に、娘から「静かに見て。叫ぶのはバレーボールだけにして!」と絶対零度な突っ込みをもらいながらもくじけることなく最後まで観戦し、時折出る声にジト目をもらいつつも諦めることなく最後まで見続けることが出来た。大変おこがましいがこれも羽入選手の御蔭だろう・・・。

しかし、ライバルの存在は当事者たちにとっても、観戦する方々にとってもこれ以上ないほどの興奮を呼び覚ます。

貴乃花と曙たっだり、北島康介ダーレオーエンだったり、浅田真央キム・ヨナだったり、孫悟空ベジータだったり、、、力石徹矢吹丈だったりと、、、、

スター選手は多く台頭するが、同時期に同じ土俵で邂逅する確率は非常に低いと思う。特に世界最高峰の舞台でライバル同士が頂上決戦をするという状況は滅多にみられない。だからこそ、応援する選手に感情移入もするし、わがことのようにテレビの前でも力が入る。思わず声もでる。なので勘弁してください。

女子スケートも4回転ジャンプが目立つようになってきた。更なる進化の為にも、紀平選手の活躍も期待したい。