にっぽん!ちゃチャ茶!!

うぉー~~~~~~~~~~~っ

日本のバレーが熱い!!
ラグビーに注目持ってかれてるけど、日本のバレーが熱い!!!

もともとバレー少年だった私には、今の全日本チームが魅せるパフォーマンスには興奮しっぱなしである。
テレビ見ながら雄たけびを上げる私に、娘の死線(視線)が突き刺さるが、興奮するのだから押さえちゃいけない。酔っ払いおやじのごとく「今のはよかった」だの、「なんでそこでサーブミスるの?」だとか、わー!きゃ~!わめいている。

たいへんおこがましいことこの上ないが、実際にプレー経験があると知らないうちに体が

びくっ

と、マリオカートでコースアウト寸前に傾いた自分の体のごとく、自然と自分がプレーしているようなタイミングで反応してしまうのだ。


コンビバレーを駆使し、世界を席巻した歴史ある日本バレーだが、パワーに対抗するためのコンビバレーをパワーと融合されてしまい、不遇の時代が長く続いた。現在監督の中垣内さんたちは、そんな時でも、あきらめずに日本バレーの魂をつなぎ続けてきた結果、今の世界と渡り合う日本バレーの姿に繋がっているのだと感動した!

バレーボールは、かなり痛いスポーツだ。物理的に。
IoT計測により球速や打点の高さなどが表示されているのが衝撃的だった。

時速100Kmのボールが9メートル四方のコートに降り注ぐ、結構な殴り合いを旨とするスポーツなのだ。
野球やソフトボールの方が速いじゃないかというなかれ。コートに立つとめちゃんこ怖いのである。
300g足らずの重さとは言え、彼我の距離が4,5mほどのところから、鈍い破裂音を伴ってうねりを上げる。手で顔をかばうことはできない。なぜならレシーブは球を上にあげることが目的だ。必然手の位置は低くならざるを得ず、あしたのジョーでおなじみのノーガード戦法が基本だ。キャプテン翼の石崎君よろしく顔面ブロックとか狙ってできる余裕はない。
コースを予測して身を躱すにも限度があるし、そんなことをすれば相手が勢いづくだけである。相手セッターの好プレーで、ノーブロックになった時など心臓が跳ねるほどドキドキするのである。

ネット際でのブロックも、100km超すボールが指先をかすめまくる。骨折、捻挫は常に隣を歩いていると言っていいだろう。

基本インプレー中にボールを持つことが出来ないこの競技は、瞬間的な判断と徹夜明けのような恐怖を感じないテンションが必要なのだ。
実感として知っているだけに、、、今の全日本の活躍は無条件に嬉しいのである!!

不遇の時代を耐え抜いて来たからこそ輝く、新たな日本バレーの雄姿を見せてくれた中垣内監督に感謝の念が堪えない!