ペタンクで無双したい！！
ペタンク頑張る#ペタンクしたよ
皆さんはペタンクという競技をご存知だろうか？👆のような道具を使う、お子様からご年配まで幅広く楽しめるスポーツである。
赤いサークルの中から、小さな赤いボールを転がす。
赤いボールはサークルから6ｍ～10ｍの範囲に無ければならない。赤白のチームに分かれ、それぞれ６個のちょっと小さめの砲丸のような鉄のボールを使い優劣を競うのだ。
ルールは先ほど投げた赤い小さなボールに近ければ近いほど良い。各チーム小さな赤いボール(ビットというらしい）に向かって砲丸もどきを転がし、より近い方が得点を得ることができる。ビットから離れている方のチームが優先して投擲する。相手よりも近くなれば交代しより近くを目指すのだ。
一昔前はゲートボールというスポーツが主流だった。いや、今でも活動されていることだろう。グラウンドゴルフ等も盛んだ。平日の公園ではご年配の方々がいぶし銀のテクニークを用い、覇を競い合われている。
そんな中でもこのペタンクは、プレイできる年齢層が幅広い。上記のゲートボールやグラウンドゴルフでは小さな子では絶対的に身長が足りない。しかし、このペタンクは少し重め(１Kgくらいかな?)の砲丸を持ち転がすことが出来れば、誰でも楽しめるのだ。
そんな、参加ハードルが低く、且つカーリングの様な激しさを持つスポーツが、我らが町内会では秋季レクリェーション行事として毎年開催されている。下は小学校就学前の子から人生卒業間近の方(…自分の方が先かもしれぬ)までが寄り集まりワイガヤワイガヤと楽しいひと時を頂いた。
私のつたない説明ではわかり辛いかもしれないが、カーリングとゴルフのアプローチの特性を併せ持つこの競技は、かなり細かい。何せ微妙な距離になると判断がつかない。あっちが近い！こっちが近いと白熱する。そんな時にはメジャーの出番だ！別にジャイロボールを投げるわけではないが、１ｃｍ時には数ｍｍの世界にまで判定が及ぶ。
そこまで勝ちたいか！？と身もふたもないようなことを思わないでほしい。実際にプレーすると、「自分の投げたやつの方が近い！」と思ってしまい、結構頻繁にメジャー判定の出番があるのだ。
くじ引きでチームを決め、全年齢層関係なく混ざり楽しむ。子どもたちは活力を振りまき、諸先輩方は知恵を授ける。では中年世代は何をする？役員方は運営。参加者は賑やかしである。
お子様、先輩方が想像も付かないようなプレーで盛り上げることが我々の使命である。
いざ、尋常に競技開始。熟練の技と子どもたちの感性溢れる戦略により、攻略ルートをつぶされた。だがしかし、私にはもう一つのルートがあるのだ。そう、雲雀落としだ！天高く舞い、まるで獲物を狙う隼のごとく迷いなく落ちてくる砲丸！少し小細工もしている。投げる瞬間に手の甲を返し逆回転を掛けるのだ。さながらプロゴルファーのロブショットのごとく目的地付近に着弾する。が、最近雨が降っていないため、地面がカチカチである。止まらない。もうどうにも止まらない。激しくビットを通り過ぎ、相手チームから「ホームラン！」と嬉しそうな掛け声。
