おやじ!優しくされる の巻

心がやさぐれている。予想はしていた。覚悟もした。だがしかし!
それにもかかわらず私は相当なダメージを負う羽目になった。

ため込むと病気になるので、ここで吐き出すことにする。
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さて、今回は心の隙間の事後顛末だ。
昨日、羞恥心をこれでもかというほどめっためたにされ、針の筵となった。明けて翌日の出社直後、なまじ被害が少なく、ネタにできるネタの為確実に多方面からの気遣いという名のいじりが発生する。

事務所に入り、目が合う。。
なぜか笑っている。何か聞きたそうだが、どう声を掛けたものか戸惑われている。そうなのだ、心配するほどでもなく、かといって被害が発生していないわけでもない今回の「蜂さん 刺す」の事案は、非常にいじりにくいのである。

事後の患部の状態を鑑みると、大事をとって皮膚科を受診したことすら大げさに思われてくる。声を掛けてくる人すべてがその調子だ。想像してほしい。心配するあたたかい心を冷やかしが埋め、生ぬるくなった言葉を行く先々から浴びせられる。

予想はしていたが、思った以上にダメージが深い。。。
いっそのこと自虐ネタとして吹聴して回ろうかとも思ったが、一応、いちおう、業務中の事故である。不謹慎と言わざるを得ないので、控えることにする。

気を取り直し、昨日の業務の続きをするべく工場へ出向く為、上司と作業中の危険予知を行う。
2つ3つ危険と思われる事例を上げ、対応策を記載し、コメントをもらう。もちろん項目のトップは「蜂に刺される」とした。
上司くらいはいじってくれると踏んだのだが、結果はスルー⤵

なぜだっ

昨日、同僚のS君はいじってもらえたと言っていたのに!
上司の温かい気遣いに想定外のダメージを負った私は、とぼとぼと工場へ出向く。

こちらは、事案の発生現場である。昨日対応して下さった方々にお礼と事後報告を行う。更なる生ぬるい言葉を多くの方から頂戴し、やけくそ気味に自ギャグに走る。

ええい!もうどうにでもなれ!

心を落ち着け、過ぎたことは仕方がないと諦め、仕事に逃げることにする。
熱心に仕事に打ち込んでいると、一緒にいた人から
「危ない! 逃げて!」

一瞬で意味を理解し上を見ると、奴らがブンブンしている。蜂の巣はなくなったが、駆除を免れた個体が復讐の時を伺い、明日を知れぬ身というのに必死にこちらを威嚇してくる。

緊急退避し距離をとる。
なぜか奴らは、私のいるときに限って姿を現すらしい。なんて迷惑な奴らだ。昔からちょっと変わったものから好かれる体質だが、最近はおとなしくなりをひそめていた為、完治したものと思っていたのだが、どうやらぶり返したらしい。

これは当分の間警戒が必要である。

願わくば、この体質は1代限りであってほしいと切に願わずにはいられない。