再び和装について!

先日和装を解禁してから、順調に袖を通す日を積み上げている。
髪を伸ばし、束ねて着流しを切ると、見た目にタイムスリップしている。
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最近はやりのマンバンという髪型だが、昔の日本では主流の髪型だったという。女性の日本髪のような気合の入ったものではなく、総髪と呼ばれる、ごくごく一般的な髪型だったらしい。

そう、時代劇などでお馴染みのちょんまげである。鎧兜を被る武士階級は、頭頂部を剃っていた。月代という。だが、鎧兜等縁遠い方々にとって、総髪は曲げの代わりがったらしい。図らずも丸ごとタイムスリップを果たしていたと気づいた時はなかなかにご満悦であった。

基本的に部屋着としている。まだ、自信もって外を歩けるほど腹が座っていない。貰い物であるため、少し裾が短いのと、兵児帯しか手持ちに無いのである。夏の浴衣シーズンに大型のショッピングセンターに陳列されてもいたのだが、当時はまだ袖を通す前で、陳列棚の前で買うか買わざるべきか悩んだ挙句、買わなかった。

しかし、めっきりと冷え込みが激しくなってくると、足元が冷える。ステテコが欲しくなってきた。人生初ステテコも間近か!?
和装は足が冷える。旅館によくある浴衣を思い出してもらえばわかると思うが、足元がかなりスースーする。胡坐を掻こうものならありがたくもない御開帳を晒す。足元を庇護するステテコは必要だ。特にこれから寒くなっていくので更にありがたみが増してゆくだろう。

凝り性なうえに飽き性でもあるはた迷惑な性格の持ち主であると自負しているが、見た目になじんでいることもあり、当分飽きは来なさそうだ。
自己満足な文面をつらつらと書いたが、理由は物欲の解消である。帯が欲しい!足袋が欲しい!雪駄が欲しい!ちょっと違った色の着流しも着てみたい!私の中のお子様が絶賛アピール中であるため、大人な対応をすべく発散する次第である。1年ほど我慢して熱が冷めねば本気で考えるとしよう。

願わくば、再び日常の中に和装が蘇ることを!